こんにちは、社労士のタクヤです。


こんな人のための記事です。
筆記試験については、昔から本番にめっぽう強いという人が確実に存在します。
受験勉強の努力を最大限に活かすために、試験「前日と当日」の過ごし方には重要なポイントがあります。
試験の前日と当日の心構え
〇平常心で普段の実力を発揮すること
✕詰め込んで、実力を更に伸ばすこと

メンタルを整えてこそ実力を発揮できるんじゃ!
この記事では、私の約5年間の「社労士受験講座の講師」経験も交えて、実力を発揮するための「前日と当日」の過ごし方について紹介していきます。

社労士試験 前日の過ごし方5選

まずは社労士試験「前日」の過ごし方5選を解説します。
試験会場までのアクセスを確認して安心しておく
前日までに「会場へのアクセス確認」は必ずやっておきましょう。

「迷子になって汗だくで到着…」は避けるんじゃよ!
社労士試験は、
- ただでさえ暑い炎天下の時期の開催で、
- 駅から会場までが遠い場合も多いです。
体力を消耗して、余計なストレスがかかって受験することは避けたいですね。
実際に会場の下見ができていればベストですが、「Googleマップでルート検索+時刻表アプリのスクショ保存」もおすすめです。

SNSや勉強仲間との連絡を控えて心を落ち着ける
前日はどうしても緊張感が高まります。

ついSNSを開いて焦ってしまうのはあるあるです…。

でも直前期に回りと比べるのは逆効果じゃ!
むしろ「静かに心を落ち着けること」でこそ、翌日の集中力につながります。
やらない方がいいこと
✅SNSで他人の勉強状況を見る
✅勉強仲間に「どこまでやった?」と聞く

新しいことを絶対にやらない
試験の直前で、新しいことを始めるのは絶対に避けましょう。
その理由は、
- 余計に知識が混乱してしまうから
- そもそも復習の時間がとれないから
- 必要以上に自信をなくす可能性があるから

デメリットが極めて大きいんじゃ!
新しいことをやらずに、
- 苦手な項目や論点を最終確認する
- 受験勉強でよく活用した教材を見直す
これらの方が本試験では実力を発揮しやすいです。

当日の持ち物チェックをする
試験当日の持ち物は必ずチェックしておきましょう。

持ち物の性質は2つあります。
❶受験するために「必須」のもの
❷集中力を維持のために「あれば嬉しい」もの
例えば、冷房ガンガンの試験会場において、「羽織もの」を持っていることで集中力の維持は大きく変わります。
そんなポイントも含めて、下記の記事に「持ちもの」を詳しくまとめていますよ。

合格を勝ち取るためにも、しっかり確認じゃ!
しっかりと睡眠をとる
本試験の時に睡眠不足なのは“百害あって一利なし”です。

睡眠不足は身体的にもメンタル的にも悪影響を及ぼします。
睡眠不足が及ぼす5つの影響
➊身体が重くなる
➋集中力が落ちる
➌記憶力が落ちる
➍判断力が落ちる
➎頭がさえなくなる

とにかく前日は体調を整えることじゃ!
そして、試験当日はフレッシュな頭で受験に集中できるように、しっかりと睡眠をとりましょう。
社労士試験 当日の過ごし方5選

さて、ここからは「当日」の過ごし方5選を解説します。
朝は早めに起きて余裕をもって行動する
当日の朝は、少なくとも試験の2時間前には起床したいところです。

朝の過ごし方としては、
- 軽くストレッチや深呼吸で体を目覚めさせる
- 消化に良い朝食(おにぎり+味噌汁、バナナなど)にする
などリラックスできる行動を心がけましょう。


簡単な問題を解いて集中力を高める
試験当日の朝は、簡単な択一式の問題を5問程度解きましょう。
簡単な問題を解くことで、
- 試験モードに頭を切り替えられる
- スムーズに解けて自信につながる
という効果があります。

要するにリラックスできるんじゃ!
ちなみに私は最も勉強した「厚生年金の過去問」を数問解くことで試験モードにはいることができました。

他人の勉強姿に惑わされない

社労士試験の会場に
- 向かう途中の電車でも、
- 到着して着席してからも、
周囲の受験生がテキストをめくる音や、必死に暗記している姿が目に入ります。

でも断言する。その不安は幻じゃ!
当日の数時間で逆転できるような知識はありません。
私自身が合格した年も「他人は他人、自分は自分」と全く気になりませんでした。もっと言うと、今までの自分の努力を信じることができていました。

試験前に深呼吸して気持ちを落ち着かせる
気持ちを落ち着かせるために「深呼吸」も効果的です。
人間は緊張すると、
- 自然に呼吸が浅くなりがちで、
- 酸素が脳まで届きにくくなります。
そうすると集中力が低下して、問題を落ち着いて読むことが難しくなってきます。
試験前のおすすめ深呼吸法
➊ゆっくり3秒かけて鼻から息を吸う
➋そのまま1秒キープ
➌5秒かけて鼻と口からゆっくり吐き出す


目を閉じながらやると効果倍増じゃ!
昼休みはしっかり午後に備える
午前・午後の1日がかりの試験では、高い集中力が求められます。

だからこそ昼休みは、
- 食事は消化の良いものにして食べ過ぎない
- 勉強よりもリラックスできることを優先する
など心を整えるために時間を使いましょう。

集中力の維持ができないと合格は不可能じゃ!
心を整える方法は人それぞれなので、音楽を聴くでも、睡眠をとるでも、やっぱり勉強が落ち着くならそれでも構いません。

まとめ:社労士試験の前日と当日を有意義に過ごして合格しよう
本試験では、今までの「努力と頑張り」の成果をしっかりと発揮する必要があります。

最後のポイントとなるのが前日・当日の過ごし方なんじゃ!
社労士試験【前日】の過ごし方5選
➊試験会場までのアクセスを確認して安心しておく
➋SNSや勉強仲間との連絡を控えて心を落ち着ける
➌新しいことを絶対にやらない
➍当日の持ち物チェックをする
➎しっかりと睡眠をとる
社労士試験【当日】の過ごし方5選
➊朝は早めに起きて余裕をもって行動する
➋簡単な問題を解いて集中力を高める
➌他人の勉強姿に惑わされない
➍試験前に深呼吸して気持ちを落ち着かせる
➎昼休みはしっかり休んで午後に備える
最後に、どれだけ前日と当日を含めて準備をしても、本試験では“必ず出会う問題”というのが2つあります。
➊見たことのない問題
➋どうしても迷う問題
これら2つは必ず出題されるものです。
でもそれは他の受験生も同じであり、最後は自分がやってきたことを信じる姿勢も大切なんですね。

社労士試験、良い結果になることを祈念しています。
それではまたっ。